11月のCOP26で世界は石炭火力発電見直しも、日本はこれに不賛同。日本は石炭火力廃止よりもアンモニアや水素による発電などの研究開発に注力する方向を示しているが、根本的なCO2削減に繋がるのかどうかは明確には言えない。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/youth-climate-crisis_jp_61c02342e4b0c7d8b8917468
先日、The Lancet Planetary Health誌はアメリカ、インドなど世界10ヶ国の若者の6割が気候変動を憂慮し「自国の政府は十分な気候変動対策をとらず将来世代を裏切っている」と感じているとの調査研究を掲載している。
石炭火力でゼロエミッションは達成できるのかはいまだ見通せない。
しかし気候変動は年々、深刻さを増している。気候変動対策に必要な観点は世界の工業レベルの格差や生物多様性との向き合い方が柱になるだろう。
政府には、この分野で世界の先頭に立つ方針を示してもらいたい。そして日本国民の一人ひとりが世代をまたいで気候変動と向き合う時代に入っている。
少なくとも、気候変動対策は20世紀から21世紀をまたいで生きて来た大人たちの未来への責任という事は間違いない。