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Column 2012.9.10
岡 島 一 正
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「特別会計改革の棚上げは許せません!」


 

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●「無駄遣いの象徴・『特別会計』の統廃合こそ増税の前にすべきです。」

特別会計は一般会計とは別の「財布」なので、国全体のお金の流れが分かりにくく、ムダな支出が生じたり、余ったお金が有効活用されていないなどの問題が指摘されてきました。2012年1月、私が民主党の座長として、特別会計改革ワーキングチームにおいて、「特別会計改革に関する要請」を取りまとめました。政府は、この提案をもとに特別会計改革法案を作成し、「特別会計改革の基本方針(工程表)」を1月に閣議決定し、3月9日に法律案を今国会に提出しました。改革の主な内容は次の通りです。


@社会資本整備特会の廃止を含め、現在17ある特別会計を11まで大胆に削減し一般会計化。また、51ある勘定を26にまで削減を提言

A福島第一原発の事故を受け、エネルギー特別会計の見直しには、とりわけ力を入れました。まず、これまで原子力発電所の研究開発や立地促進にしか使えなかった電源開発促進税を、原子力発電所の安全規制にも使えるように提言

さらに、再生エネルギーを積極的に推進するため、これまで、経済産業省と環境省しか使えなかった石油石炭税の財源について、国土交通省や農林水産省など他の役所が行う再生可能エネルギー関連事業にも使えるよう提言

 

時代の変化に合わせて政策の必要性が変化しても、特定財源という形で毎年一定のお金が入り続けるため、特別会計には無駄が生まれやすい構造があります。この構造そのものを変え、お金の流れを変えていくのが特別会計改革の本質です。こうした予算の組み替えで財源を作ることを私達は皆さんと約束したのです。

ところが、現在の野田内閣は消費税の増税に走り特別会計のムダを止める改革は放置してしまいました。私自身が改革の先頭に立ってきただけに、特別会計改革の棚上げは許せません。私は、これからも新たに特別会計改革にとことん取り組んでまいります。